BenQ ScreenBar を使うようになってから PC Audio に「キーン」という高周波ノイズがのるようになってしまった。結論から言うと、フェライトコアを使うことでこの高周波ノイズをかなりの程度、軽減させることができた。まだ若干のノイズが残っているが、フェライトコアの種類を変えていくことで問題をもう少し追い込んでいくことができるかもしれない。これまでフェライトコアの使い方をきちんと考えてみたことがなかったので、この機会にフェライトコアの使い方についてまとめておく。

高周波ノイズの状態や原因を調べるためのスコープなどの機材を持ってないので、高周波ノイズを軽減させるためには若干の試行錯誤が必要になる。以下、実際に行ってみた手順を書き付けておく。ここでの作業の目的は、音質の改善ではなくノイズの除去になります。念のため。

どこから高周波ノイズが入り込んできているのかを切り分ける

素人が行えるチューニングは、おそらく電源系から混入してくる高周波ノイズの除去がほとんどになると思われる。我が家では Anker のアンプ内蔵のスピーカー SoundCore2 を使っているので、オーディオの出力側=スピーカーに近いほうから順番に、アンプなどの各ユニットにつながっている電源ケーブルの状態をチェックしていく。順番に電源ケーブルにフェライトコアをかませてみてノイズが混入する様子に変化があるようなら、そのケーブルに集中的に対策を施していく。今回は以下のように、いくつかのサイズのフェライトコアがパッケージされたものを使用した。

電源ケーブルにフェライトコアをかませる

本来であれば高周波ノイズの状況に応じて適切なタイプのフェライトコアを選択する必要があるのではないかと思われるが、適切な機材があるわけでもなく、高周波ノイズの状態を調べようもないので、同梱されているすべての種類のフェライトコアを電源ケーブルにかませてゆく。電源ケーブルには定常電流しか流れていないので、効果のないフェライトコアを入れても意味がないだけで、それが悪さをすることはないだろう、という判断による。

結果はどうだったか

高周波ノイズのレベルを大幅に下げることができた。それとノイズのうち、周波数の高いほうの成分が明らかにカットされた。周波数の低い方の成分は若干残っているようだが、以前ほどは気にならないレベルにまで減少した。まあ、理屈の上からいっても周波数が低めの成分はフェライトコアだけでは対策が難しいのではないかと思われる。